うみねこの鉄板早撃ち記録

スティールチャレンジやAPSの参戦記を上げます。

AceXRの始め方

AceXRとは

www.acexr.com

Ace Virtual Shooting社が提供するVRシューティングシミュレータ。

AceXR自体の詳細な説明は本記事では取り扱わない。

 

公式ページにアプリの紹介があるので、そちらを見ると分かりやすいと思います。(本文が英語なので頑張って読むか翻訳アプリ等を使ってください。)

Ace VR App and Shooting Simulators for Meta Quest 2, 3, and 3S — Ace - Immersive Shooting Experience

始めるために必要なもの

最低限必要なものがこちら。

  • Meta Quest
  • Ace Club Membership

あると良いものがこちら。

  • Handset

それぞれについて解説する。

Meta Quest

https://www.meta.com/jp/quest/

Meta社が提供するスタンドアロン型VRヘッドセット。

ヘッドセット内にVRをプレイするために必要なものが全て入っているため、パソコン等に接続しなくても単体でVRを楽しむことができる。

現在販売されているラインナップはQuest3(512GB)およびQuest3S(256GB)、Quest3S(128GB)の3種類。用途に応じて選ぶことができる。

https://www.meta.com/jp/quest/compare/

AceXRをプレイするだけであれば、最も安価であるQuest3Sで十分だと思うが、画質や視野角にこだわりたいという人はQuest3も検討しても良いかもしれない。

購入は公式ページ、通販サイト、家電量販店等で可能。定期的にセールをやっているので、それに合わせて購入するもの悪くない。

また、旧式のQuest2もAceXRは対応しているため、プレイは可能。著者もQuest2を持っていたためプレイしたことがあるが、特に支障はなかった。だが、Quest3以降のヘッドセットの性能と値段を加味すると、わざわざQuest2を中古で購入することは勧めづらいため、新規で購入する方はQuest3もしくは3Sをおすすめする。

Ace Club Membership

AceXRを遊ぶためには、Ace Club Membershipに登録する必要がある。

www.acexr.com

アプリ自体はMeta Questのアプリストアで無料でダウンロードできるが、起動時にPINコードの入力を求められるため、メンバーシップ登録なしでは遊ぶことができない。

Ace Club Membershipはサブスク制で、3種類のプランから選んで登録する。

  • 年間プラン
    • $168(1ヶ月あたり$14)
  • 年間プラン(Klarna)
    • Klarnaという決済サービスを利用し、年間プランを分割払いする
    • 毎月$17で、月間プランよりはお得
    • 途中解約ができない
  • 月間プラン
    • $19を毎月支払う

なお、メンバーシップが失効した場合でも、Ace LimitedというモードでAceXRをプレイすることは可能である。

Ace Limitedはオープンレンジのみ、使用できるガンが1種類だけなどの制限がある。

Handset

www.acexr.com

Meta Questのコントローラを装着し、AceXR内で使用できるガンコントローラー。

AceXRでは、Meta Questのコントローラ単体でもプレイはできるが、このハンドセットがあるかないかでは、シューティングシミュレータとしての質が全くの別物となる。シューティング競技の練習としてAceXRに取り組もうと思っている人にとっては必須のアイテムだと私は考えている。

ラインナップについてはリンク先のページを参照して頂きたい。

シューターに人気のハイキャパベースのガンであればStaccato PもしくはSand Viper(未検証)、グロックベースのガンであればShadow System MR920がおすすめである。

基本的に実銃ベースの寸法、重さであるため、ホルスター等も一部流用可能。ただし、エジェクションポート付近まで覆われているタイプのカイデックスホルスターはコントローラ部が干渉して入らない可能性がある。

AceXRからハンドセット専用のカイデックスホルスターも販売されているので、必要な方はそちらも購入できる。

価格

ハンドセットはどの種類を購入しても一律$199となっている。また、送料も一律$50かかるため、合計して$249となる。

またアメリカからの発送となり、輸入品となるため、関税が発生する点についても注意していただきたい。

注意点

AceXRのハンドセットは、トリガーやマガジンキャッチボタンなどの機能がまとまったFCUと、ガンの形状を模したパーツの2つで構成されている。

このFCUについては特許取得されており、アフターマーケットFCUの複製、共有、配布に関するあらゆる発言は禁止され、法的措置の対象となる可能性があると明言されているため、注意してほしい。

外観パーツについては特に規制はないため、3Dプリンタ等で好きな形状のパーツを作成し、組み込んでも問題ない。

結局どれだけの費用がかかるのか

次のセットアップを購入する場合の価格を算出してみる。

なお、為替レートは現時点での$1 = 147.74円で計算している。

  • Meta Quest3S 128GB
    • 48400円
  • Ace Club Membership Yearly
    • $168 = 24821.07円
  • Handset Staccato P
    • $199 + $50 = $249 =  36788.38円
    • 関税がこれに追加

合計で110,009.45円、約11万円となる。

メンバーシップを月払いにすると、とりあえず1ヶ月は遊べるのでそちらを試すのも良い。その場合は約9万円で開始できる。

スタートアップ

Meta Questの購入については特段解説の必要はないと思うので、Ace Club Membership及びHandsetの購入方法についてのみ解説する。

www.acexr.com

 

AceXRのトップページに飛び、右上にある「BUY NOW」をクリック。

 

 

チェックアウト画面に移動するので、下の方にスクロールしていくと、Ace Accountの作成フォームが現れる。

必要事項を記入し、Sign Up(登録)をクリックしてアカウントを作成する。

 

アカウントを作成したら、購入が可能となる。

メンバーシップの支払い方法を選択する。

AceXRにはMeta Questが必要であることの確認を求められるので、問題なければチェックボックスにチェックを付ける。

ハンドセットを購入する場合、こちらから種類を選び、Addをクリックしてカートに追加する。

ホルスター等も併せて購入する場合はこちらから希望の商品を選択し、Addをクリックしてカートに追加する。

配送先を入力する。

各種項目は英語で入力する必要があるため注意。

日本語で配送先を入力しても届くそうです。

  • Address 1
    • 市区町村よりも下の階層の情報(例:SotoKanda 1-2-3)
  • Address 2
    • マンション等の名前や部屋番号(例:Ace Bill 102)
  • City
    • 市区町村(例:Chiyoda-ku)
  • State or Province Code
    • 都道府県(例:Tokyo)
  • Country
    • 国名(例:Japan)
  • Postal Code
    • 郵便番号(例:1234567)
  • Phone
    • 電話番号
    • 日本であれば+81を選択し、市外局番の先頭の0を除いた番号を記述

すべて入力したら、最上部までスクロールし、Buy nowをクリック。

その後、支払い方法等の選択をして決済を実施すると購入できる。

最後に

気力が尽きたので解説はこれまでにしますが、他に分かりにくい部分や解説してほしい部分があればX(Twitter)までご連絡ください。

https://x.com/platehitter

JSCLG2025参戦記 vol.2

参戦機の後編です。

前編はこちら。

Smoke&Hope

スティールチャレンジの中で最もスピードが出ると言われるこのステージは、私にとってはかなり苦手なステージだ。 特にこのステージを早く撃とうと思うと、人間の認知領域を超えてアンコントローラブルな領域に簡単に突入してしまう。そうなると、あんなに近くて大きな大ラクでも外してしまうのだ。 私も気を抜くとそうなってしまう。そうならないような領域内に自分を留めておく必要がある、我慢のステージだと私は考えている。

Aスクワッドの選手も苦戦しており、ヤスダ選手も6.48秒と少しロス、シミズ選手は7.29秒と差が開いた。

そんな中、イイズミ選手は後半追い上げを見せ、最速1.24秒を叩き出し、5.78秒を記録。
さらにその後、シブヤ選手はオールクリーンを決めて5.57秒を記録。

自分の番が来てシューティングボックスに入る。 確実に当てに行くという気持ちと、早く撃ちたいという気持ちがせめぎ合っていた。

1stストリング、初弾を最速で大ラクに叩き込むが、次の2発目である左から2番目の大ラクを外してしまう。
3、4発目を当て、外した大ラクをリカバーするも再度外し、ストッププレートも撃ってしまう...が、これも外れてくれたおかげでペナルティを逃れ、再度大ラクを撃ちストップを撃つ。2.30秒。1秒近くロスを出してしまう。
これ以上のミスは許されなくなった。気持ちを切り替えて、全てのターゲットを確実に撃つ方向に切り替える。
Smoke&HopeはPendulumを撃つように撃つべし、と自分に言い聞かせる。

2ndストリングはクリーン、1.43秒。ストップは外しやすいので少し狙う意識を持つ。

3rdストリング、4thストリングはどちらも1.42秒。

ラストは1.51秒。3連続で撃つと早くなりがちだが、1stストリングの大失敗を考えるとミスは出来ないと考え、さらに慎重に行った結果0.1秒タイムを落とした。
しかしこれで良い。例えばストッププレートを外した程度の軽微なミスでも、0.2秒はロスが出る。ならばクリーンのほうが良いのだ。

ステージタイムは5.78秒でイイズミ選手と同タイム。特に1stストリングを失敗してから立て直し、他をクリーンできたのはメンタルコントロールが上手く行ったからだと思う。そういう意味では、個人的ベストステージだったと思う。

Outer Limits

スティールチャレンジで唯一移動を伴うステージ。 以前からこのステージは得意ではあったが、去年のJSCLGではミスを重ねて7秒台を出してしまった悔しさがある。Outer Limitsはミスをすると被害が大きくなりやすいステージなので、油断すると大損害を被ることになる。

得意ということもあって、可能であれば5秒台を出したいというのが本音だ。しかし1秒以上のリードを持っている現状、攻める必要性もないので当てていく戦略に切り替える。

このステージはヤスダ選手も得意としているステージだ。去年のJSCではハンドガンで6秒台を出しており、ライフルも例外ではない。2回クリーンを決めて3rdストリングはプレート外しでペナルティを食らってしまうも6.21秒。シミズ選手も6.39秒を記録する。

1stストリング、初弾と移動後の1発目に10cmプレートを撃つため、いつも以上に慎重に撃つ。クリーンを出して2.97秒。

2ndストリングはペースを上げるも、移動後の10cmを外して少しロスをしてしまう。タイムは3.40秒。

ミスをしてしまったのでラストは丁寧に撃ち、クリーン。タイムは3.03秒。

ステージタイムは6秒ジャストでステージトップを獲得した。大きなアドバンテージは得られなかったものの、戦略通り安定したタイムを出せたのは良かったと思う。

Showdown

このステージは手前の10cmプレートまでの距離が短く、パララックスが大きくなりがちなライフルの場合は弾着が下にズレやすい。 私のライフルも例外ではなく、およそプレートの上端にサイトを合わせると大体真ん中に当たるといった具合だ。このことは意識していないと忘れやすいため、事前によく思い出しておく必要があった。 また、ターゲットまでの距離も遠くなく、左右の振り幅が小さいため、スピードが出やすい。そういったときに手前の10cmプレートはよく外れてくれる。いやらしいステージだと思う。

Aスクワッドのシューターも外しが多かったように思う。そのため4秒台を出しているシューターは数名程度で、安定を取って当てに行こうと考えていた。 しかし、ここでシミズ選手は脅威の爆発力を発揮。最初はミスで1.75秒を出すも、その後は1.3秒台を連発。タイムはなんと4.12秒。 シミズ選手は私の直前の射順なので、目の前でその撃ちっぷりを見せつけられてしまった。
勘弁してくれ、と思いつつも、4秒台で撃てればそこまでの損失でもないと思い返し、1.5秒台で撃つことを目標にした。

まずは左ボックスから。 1stストリング、1.47秒。無理をせず、自然なスピードで撃ってクリーン。

2ndストリングもクリーンで1.49秒。 ボックスチェンジ。

3rdストリングはペースを上げたところ、2発目である手前の10cmを外してしまう。リカバーは悪くなく、1.68秒。

このタイムなら攻めても良いかと、ラストストリング。しかし今度も手前の10cmを外したうえ、奥の大ラクも外してしまう。残念。タイムは1.79秒。メンタルが若干乱れていたようにも思う。

とはいえ損失は許容範囲内ではあったので良しとする。 ステージタイムは4.64秒で2位。シミズ選手とは0.5秒ほど差を詰められるも、マージンはまだまだある。

Speed Option

中央にある8cmの小さいターゲットが特徴的なステージ。このターゲットが注目されがちだが、手前のターゲットは2mの位置にあったりと距離が近く、これまたトラップの多いステージだ。
個人的には可もなく不可もなくといったステージではあるが、外すときは外してしまうので難しいステージと認識している。

特にこのステージはヤスダ選手が得意としており、去年のJSCハンドガンでも驚愕のタイムを叩き出していた。そしてロングガンでも例外ではなく、1.7秒台を連発した後、最後のアタックも決めてこちらは1.55秒!ステージタイムは6.85秒とぶっちぎりのタイムを出す。

私の力量では、さすがにこのステージで6秒台は出せないと判断した。これまでのステージで3秒ほどのマージンを得ているので、まだ余裕はある。とはいえここで大損害を被ると、その大きなマージンすらも食い潰してしまうことになるだろう。 大事なのはここで大コケしないことだ。そのための戦略を立てる。

私が無理なく撃って当てられるスピードは、1ストリングあたり約1.9秒程度である。これを4回繰り返せば7.6秒。ヤスダ選手には1秒近くタイムを縮められることになるが、大きな問題ではない。
そう決めて、シューティングボックスに入った。

1stストリングは1.81秒と好調。

その後は1.87秒、1.89秒とクリーンが続く。
しかしこの時、外してしまうのではないかという不安が自分の中で大きくなっていったのを感じていた。 その気持ちがタイムに現れていたのか、ほんの少しずつ撃つスピードが遅くなっている。
外すかもしれないからといって、ペースを落とすのは、スティールチャレンジでは禁忌だと私は考えている。ペースは落とすものではなく、サイトをより中心に合わせる、動作を正確にするという意識を持ち、その結果ペースが落ちたというものでなければならない。
でなければ、ただ遅く撃って外すだけという最悪の結果を招くことになるのだ。
このときの私は、そういった意識が出来ていなかったように思う。

そのせいか4thストリングでは8cmプレートを外してタイムロスして2.04秒。タイムは悪くないが、メンタル的にはよろしくない。

ラストは初弾を外し、最後のストッププレートも全然当たらず連射をしてしまうという最悪のストリングであった。タイムは3.17秒。

ステージタイムは7.61秒で、目標は達成している。
しかし、メンタルの組み立て方、メンタルのリカバリーの仕方については課題が残ったと感じた。よりプレッシャーのかかる場面でこそ、基本を思い出して忠実に撃つべきである。

Roundabout

マック堺さんのエアガンレビュー動画でも毎度お馴染みのステージ。プレートまでの距離が近く大きいため、かなり早いタイムが出やすいステージ。そのためトップシューターは基本的に6秒台を出してくると思っていい。

最終ステージ前のスコアを見てみると、2位のヤスダ選手とは2.5秒程の差がある。さらに他の選手とは5秒以上離れていた。
余程の失敗をしない限りは大丈夫なタイム差ではあるが、本番では何が起こるか分からない。例えばペナルティの3秒が残る、ガントラブルでMAXタイムの30秒を貰うなど、ありえないことではない。

さらに、私にとっては去年のJSCLGで7.8秒と大失敗をしたステージで、その後のJSCでもタイムは揮わなかった苦手意識のあるステージ。練習では苦手と感じることはあまりないのだが、大会では失敗が続いている。

ゴールが明確に見えることによるプレッシャーというのは、これまでに感じていたマッチプレッシャーとはまるで違うと感じるほど、異質で重たいものだった。

シューティングボックスに入る。 サイトチェックでいつものルーティーンを行う。

1stストリング、2発目である左から2枚目のプレートを外す。リカバーをして1.91秒。

2ndストリングも同様に外してしまい1.92秒。 意識の上では、確実に当てるつもりで撃っているはずだったが、それでも外してしまったという事実に私はかなり大きなショックを受けてしまった。

3rdストリングは、これまで外してしまった2枚目にも意識を割くことでなんとかクリーン。1.70秒。

4thストリングは右奥の4枚目を外してしまう。リカバー後にストッププレートも外してさらにロス、2.13秒。

最後のストリングはもう外せない。そういった意識からか先程外した4枚目を当てた後、ストッププレートへのトランジションが遅れて微妙にタイムロス。1.69秒。

ステージタイムは7.22秒。去年よりはいいものの、満足できるタイムではない。
他のステージと比べると、射撃に集中しきれていなかったようにも思うが、それが最終ステージというプレッシャーからなのか、ライバル達とのタイム差に余裕があって気が抜けたのかははっきりしなかった。
どちらにせよ、的を撃つことに集中しきれていなかったのは確かである。

総評

最後は締まらなかったが、タイムは52.25秒。練習でのベストタイムから1秒落ちぐらいなので、総合的にはうまくやれたと思う。

今回、タイマーを利用してストリングタイムを把握する方法を試したが、自分のタイムを把握することでペース管理を容易にするという効果はあるが、結果を気にし過ぎて集中力が途切れやすくなるというデメリットもあると感じた。
今後使っていくかは未定である。

大会に臨むにあたって考えていた「自分がコントロールできる範囲で撃つ」という戦略は概ね機能したように思うので、その点は良かった。
今後の課題としては、(後半のステージで特に)余計なことに気を取られて集中力が切れてきたことが挙げられる。これに関しては今後のシューティングマッチで経験を重ね、可能な限り解消していきたいなと思う。
シューティングテクニックと同様に、メンタルコントロールも技術のひとつであると思うので、これもひとつの経験として糧にしたいなと思う。

謝辞

まずは大会を主催していただいた代表並びに運営スタッフ、ROの皆様には大変お世話になりました。運営やRO業務の傍ら、選手として試合に参加することはかなりの負担となることと思います。

昨年のJSCLG2024から、平日夜にシューティングTarget-1にてほぼ毎日練習させて頂いており、その練習環境があったからこそ、今大会での優勝、連覇という結果に繋がったと思います。
スタッフの皆様、また、レンジで共に練習させて頂いた皆様、ありがとうございました。

JSCLG2025参戦記 vol.1

JAPAN STEEL CHALLENGE LONG GUN 2025に出場したので今更ですが参戦記です。

乱文で申し訳ないですが、良ければご覧ください。

朝、会場入り

会場に入ると、すでに多くのシューターが待機や準備をしており、これから始まるんだなという気持ちになる。 前年の優勝者として参加するのは今回が初なので、ものすごいプレッシャーがあるかもしれないと思っていたが、案外そこまでのプレッシャーを感じなかった。

去年のJSCLGで優勝してから、他のスティールチャレンジ、プラクティカルシューティング、プレート競技の各種マッチに参加した時、どこに行っても「JSCLGチャンプ」として見られるのだ。もちろんそれは大変ありがたいことではあるのだが、つまりは期待もされているということでもあり、最初はかなりのプレッシャーを感じていた。(事実、去年のJTSA UNLIMITEDはプレッシャーに潰されて大失敗をしている。)

それを克服できたのは、ほぼ毎週何かしらのマッチや練習会に参加して、試合経験を積めたことにあると思う。 その過程で、プレッシャーを受けている状況でチャレンジするということが、だんだんと楽しくなってきており、それが試合に出たいというモチベーションになるというところまでいったのもあるだろう。

なので試合前はどちらかというとワクワクのほうが勝っていた。前回大会の勝者とはいえ、「連覇」に挑戦する、自分の記録を超えるという意味では、一人の挑戦者に変わりはないのである。

Five to Go

ファーストステージは重要だ。ここの成績如何で、以降のプレッシャーがかなり変わってくるからだ。多くのシュータも、同様の認識を持っていると思う。 同時に難しくもある。ファーストステージはまさにその日初めて撃つステージなので、自分の調子や感覚が分からない状態で撃つことになる。しかも1年に1度の大会である。緊張やプレッシャーも相当なものだ。 なので、ここでいきなり大ゴケしてしまうシューターも多い。 この日も例外ではなく、多くのシューターがミスを重ね、タイムが伸び悩んでいる様子だった。 そんな中、福島のシューター、イノウエ選手は8.13秒を出す。それまでのAスクワッドの選手の中でベストタイムだった。彼はガスブローバックのスコーピオンを改造しレースガンへと仕上げている。手強いと思った。 が、次々と番が進む中で会場がどよめいた。JSCハンドガンチャンプ、ヤスダ選手である。1stストリングから3rdストリングまで全て2秒切り。3rdストリングに至っては1.76秒である。後半少し崩れたものの、イノウエ選手よりも0.6秒程早い7.50秒を叩き出す。 実はヤスダ選手とは大会の数日前、都内のシューティングレンジTarget-1で共に練習をした。その時の彼のタイムは約53秒。殆ど練習をしていないにもかかわらず、このタイムを出してくるから恐ろしい。

一気にプレッシャーが増す。 安全に撃てば7.5秒は恐らく出せる。しかしそれで十分か?さらにマージンを取ったほうが良いのではないか?そういった考えを振り払い、最初に決めた戦略を貫くことを決意する。クリーン率重視で行く。 また、脅威の爆発力を持つ魔人ことシミズ選手は8.25秒を記録。クリーンは1回のみだったが、そのタイムは1.69。やはりこちらも恐ろしい。この爆速シュートがいつ炸裂するかが分からないのだ。

ついに射順が回ってくる。 これまで撃ったのシューターのうち、ヤスダ選手の記録をベースにすることにした。1ストリングあたり1.9秒。このペースで行くと決意。

シューティングボックスに入る。やはり緊張するなぁと思いつつガンを取り出してサイトチェックを行う。本番同様に各的に狙いを定める動作を、いつもよりゆっくりと正確さを意識して行う。こういう精神状態のときは大体気持ちが逸って外す。落ち着けと自分に言い聞かせながら、サイトチェックを終える。

ライフルのハンドガード部分にある、音感式の小型タイマー(うみねこタイマー)を起動し、音感スタートモードにセットする。これは一定以上の音を検知すると、タイマーの計測が開始されるモードで、あらかじめ発砲音でスタートするよう感度調整を行っている。

スタート前に起動しておけば、初弾でタイマーがスタートし、最終弾までのタイムが計測できるという仕組みになっている。ステージごとの初弾のタイムは、これまでの練習でほぼ把握できているため、それを足すことでおおよそのストリングタイムを把握することができるのだ。

競技開始。 1stストリング、2発目を外したものの、リカバーは成功して最小限のロス、2.08秒。2発目は少し早く撃ちすぎたものの、他はしっかりと狙えていた。悪くない。

2ndストリング、今度はしっかりとターゲットにドットが乗ってからトリガーを引くことを意識する。結果はクリーン、1.81秒。

3rdストリングの直前、別のベイのコールと被ってしまい中断。一瞬集中が切れる。こういったことはよくある。こういったことでペースを乱して自滅することほど愚かなことはないと、日頃自分に言い聞かせてきた。集中力を取り戻すため、リハーサルを何度か繰り返す。隣のベイのコールを聴き、被らないタイミングを見計らって構える。構えたあとは他のことから意識を外し、やるべきことに集中する。練習で覚えた動作を正確にただ実行するだけだ。難しいことはない。 タイムは1.74秒。かなり良い。

4thストリング、流れに乗りたかったが、一番奥の4枚目に不安を覚え、少し溜めて撃つ。1.83秒でクリーン。外すよりは良い。

5thストリング、またしてもコールが被って中断。不可抗力にイライラしないのは大事だ。したところでなんの意味もないどころか、自分のパフォーマンスを下げる。感情をコントロールしなければならない。「こういうこともある」と、頭の中で言葉にすることでストレスを抑制する。 これまでのストリングで3回クリーン、ミスの1回も0.2~0.3秒ほどのロスなので、チャレンジはできるが、4thストリングでペースが上がらなかったことを思い出し、無理にペースを上げずに撃つことにする。 結果は1.71秒でクリーン。最も遅かった1stストリングのタイムが抹消され、ステージタイムは7.11秒。上出来だろう。

とはいえまだまだ1ステージ目、気は抜けない。

Accelerator

個人的に、このステージは苦手な部類に入る。6.5m先にある12.5cmのプレートは、いざという時に外れてしまいペナルティの3秒を誘発する。 なので私は他のステージよりも安全マージンを取って撃つことにしている。特に先程も言及した奥のプレートはドットを中央に合わせるようにして撃つために0.2秒ほどタイムが落ちるが、それは受容すべきコストだと考えている。最終的には1ストリングあたり1.7秒で撃つことを目標とした。

しかし現実は甘くなく、ライバル達は楽をさせてくれない。ヤスダ選手は1.5秒台を連発し、6.32秒を記録。さらにシミズ選手はそれを上回る6.24秒を叩き出した。 もし1.7秒で撃ち切れば6.8秒と、遅れを取ってしまう。しかしここでペースを上げることはしない。1.7秒のペースで撃ち続けるよう自分に言い聞かせる。 JSCは全部で8ステージもあるのだ。 ここで無理をして失敗するなど愚の骨頂、自分の撃ち方を貫くのみ。

1stストリング、1.72秒でクリーン。

2ndストリングも1.68秒、3rdストリングも1.70秒と、安定したタイムを出す。奥のプレートに時間を割いている分タイムはライバルより少し遅いが、悪くないタイム。 ここからギアを上げる。といっても、先程まで時間をかけていた奥のプレートを、普段の感覚で撃つ。 これだけで0.2秒近くは縮まるはずだ。

しかし、4thストリングは奥の大ラクを外してしまう。幸いリカバーが効いてタイムは1.74秒。 このタイムならラストも攻めることができる。

最後はクリーンで決めて1.47秒。 ステージタイムは6.57秒となった。

ヤスダ選手に0.25秒差を詰められるが、まだ0.2秒のリードがある。 シミズ選手には0.33秒差を詰められるが、Five to Goで1秒以上のリードを持っているため、0.8秒程勝っている。 ライバルに差を詰められたものの、事故を起こしやすいAcceleratorをやり過ごせたのは大きい。

この時点で、Aスクワッドのシューターで、私との差が1秒以内だったのは上記2人のみだった。そのため、以降は2人のタイムを常に収集して競技中把握できるようにした。

次は難関、Pendulumだ。

Pendulum

JSCで一番好きなステージは何かと言われると、私はこのPendulumだと答える。このステージはごまかしが効かない、実力がそのまま出るステージだと考えている。そういった意味では試金石のようなものだ。だからこそ私はこのステージを気に入っている。

Aスクワッドの選手達は、このステージにはかなり苦戦したようだ。ヤスダ選手も2.55秒のストリングが残り、8.41秒。シミズ選手も後半大きなミスを重ね、9.99秒と後退する。

ここが勝負所だ。 ついつい欲が出そうになるが、変わらずいつものペースで撃つことを心がける。特にここは得意ステージ。得意ということは攻めなくても相対的に早いタイムで撃てるということ。わざわざ攻める必要はない。

しかしここでトラブル発生。シューティングボックスに入りサイトチェック後、チャンバーに弾を送るため空撃ちをしたところ、動作しない。あれ?と一瞬焦ると同時、エアホースの繋ぎ忘れに気付く。ホースを繋ごうとするも、ROのイシカワさんに「マガジン抜いてからね」と声をかけて頂いた。マガジンを抜きホースを繋いで、試しに空撃ち。正常に動作している。改めて弾送り。 弾送りが必要な機種だったので気付けたが、例えばガスブローバックハンドガンなら気付けていなかっただろう。そうなると1ストリングを丸々失ってしまう。恐ろしいことだ。

後ろのほうから、「動揺してるぞ」という声が聞こえてくる。それはその通りだなと同意しつつ、切り替えていく必要がある。 改めて集中、やるべきことをただやるだけだ。

1stストリング、1.75秒。いい感じ。

2ndストリングは1.74秒。殆ど同じ調子で撃てている。

3rdストリングは1.79秒。悪くない。

このまま4thストリング、しかしストッププレートを外し少しロス。2.04秒。

このミスを消すぞ、と意気込んだラストは3枚目と4枚目を外してしまい撃沈、2.21。

後半少し欲が出たように思う。基本を忘れずに撃つべし、反省である。 とはいえステージタイムは7.32秒。他の選手よりも1秒以上のマージンを得ることに成功し、ステージトップを獲得。このマージンを活用し、以降のステージを組み立てていく。

お昼休み

午前は3ステージを撃てば昼休みとなり、残りのステージは午後となる。 昼休みは、同会場の6階で開催されていた「ねこねこ大展覧会」に出店されていたコーヒーショップにお邪魔した。

こちらは2TAILS COFFEE様のブース。

私はコーヒーが飲めないので抹茶ラテを注文。

上のイベントも大盛況で、客層の違いを見ると、4階で開催されているJSCはなんというか異様な雰囲気を纏っているんだなとなんとなく思ったり。 他のブースも見て回り、猫グッズをいくつか入手。

午後の部に突入する。

〈続〉

JSCLG2025 参戦記(前書き)

久しぶりの投稿ですね。うみねこです。

最後の記事が、去年の九州スチールの参戦記で、もう今年の九州スチールが目前に迫ってきてしまいました。そう考えると丸一年程更新していなかったことになりますね。

最近はマッチへの参加頻度が急増して、ほぼ毎週何かしらのマッチに参加しているところです。そういった中で、参戦記をブログ記事として投稿するのはかなり大変だなということで、参戦記としてシュート動画を撮影し、投稿する形を取りたいなと考えていました。

そして、去年の12月からYoutubeチャンネルに動画投稿を開始して、マッチに参加したときの動画などは主にそちらに投稿するようになりました。そのこともあって、ブログの更新をしなくなり、あれよという間に1年が経過したということです。

このブログを書き始めたのも、動画を投稿し始めたのも、自分のシューティングを伝えることで、他のシューターさんにとって何かしら参考になればという考えからでした。自分自身も国内や海外のトップシューターの動画を参考に練習や研究を重ねた経験があるので、こういった情報は多ければ多いほうが良いかと思います。

 

今回筆を執ったのは、シューター仲間から「もうブログに参戦記や攻略法などの記事は書かないのか」と聞かれたのがきっかけです。

参戦記としては動画で十分だと考えていましたが、大会中に考えていることやメンタルの状態を文章で伝えることも、それはそれで価値があるなと思い直しました。(とはいえ結構大変なので、気が向いたときに書くぐらいの頻度にはなると思います。)

 

というわけで、今回は今年の2月23日に開催されたJSCLG2025の参戦記を書いていこうと思います。

 

www.youtube.com

 

こちらは、ヘッドバンドにカメラを取り付けて撮影したFPV(一人称視点)の動画です。こちらも併せて見て頂けると嬉しいです。

 

ある程度文量が溜まったら、新しい記事として投稿していこうと思います。

毎日少しずつ書き足しているので、気長にお待ちいただけると幸いです。

 

それではまた。

九州スチール2024参戦記

8月11日(日)に開催された、鉄板早撃ち九州スチール2024に参加しました。

九州スチールHP

今回は、その参戦記となります。

直前練習

2日前の金曜日、ターゲットワン秋葉原店での平日夜に開催される練習会に参加。大会間近ということで、この日は九州スチールのステージを周回させて頂きました。 九州スチールのいくつかのコースレイアウトは、JSCと異なるので、大体どんな感じなのかを掴むつもりで臨みました。
結果は70.71。
周回してみて、最終的にはJSCと同じぐらいのトータルタイムに落ち着くのかなと思ったりしました。
ステージについても、Speed Option Qを除いて、JSCより撃ちやすい感じがします。

目標を、70秒前半、出来れば70秒切りと定めました。

前日移動編

東京から博多まで新幹線、博多から新飯塚までは在来線を使って移動後、一泊しました。
お昼に出発しましたが、あまりの暑さで倒れそうに。余裕を持って出発したのが仇となり、帰省ラッシュで人が溢れかえる駅構内で1時間程立ち往生。新幹線に乗る頃にはぐったりしてました。

相棒も心なしかぐったりしています。

新幹線で車内販売があると思っていたら、いつの間にか無くなっていたみたいです。私は飲み物を買い忘れて死にかけてました。良い子のみんなは新幹線に乗る前にちゃんと飲み物を買おうね!
約7時間程の行程でしたが、最終的に50分ほど遅れて宿に到着。どこかで外食をしたかったですが、そんな気力も無くなり、シャワーを浴びてそのまま就寝。

会場へ

良い天気ですが、日差しがとんでもなく熱い。

6時半頃に起床後、目が覚めてからちょっとだけドロウ練習をして身体のエンジンをかけておきます。
コンビニで朝飯を調達し、徒歩で会場へ向かいます。 予想してましたが、朝なのにかなり暑かったため、こまめに水分補給。 30分弱で到着しましたが、気温の高さと直射日光で汗だくになってしまいました。タクシー使えばよかったと少し後悔。

受付を済ませて、準備をします。 名札と一緒に、ステッカー等も頂きました。ありがとうございます。

こちらは景品の数々。豪華ですね。

午前の部

9時から時間通りに競技が開始されました。
私はBスクワッドでしたので、午前中に撃つステージはSH→RA→OL→FGの順でした。

Smoke&Hope

1回目、ドロウの時、前に引き抜こうとして引っかかり大ロス。しかもホルスター位置がズレてしまってピンチ。とりあえず大体の位置に戻すも、若干の違和感。 2回目はドロウを慎重にしてクリーン。
3回目はストッププレートを焦って外しまくる。何をやっているんだ...。
4回目、ストップ1発外し。
5回目、ストップ1発外し。が、タイマーが止まらず。リシュートするも、またもやストッププレートを外してしまう。

タイムは9.69。残念!

最初のドロウミスが響いた感じがします。 とりあえずホルスター位置を直して次のステージに備えます。今日1発目のステージですし、多少は仕方ないと思うことにしました。

Roundabout

1回目、右奥のプレートの着弾音が聞き取れず撃ち直してしまい、タイムロス。
2回目と3回目はペースダウンしてクリーン。
リロードを挟んだ4回目、変に力が入ったのか大外し。
5回目は何とかクリーンで打てました。

トータルは10.06。
ペースを落とした挙句、決めきれてないので残念なタイムに。

Outer Limits

得意ステージなので決めたいが...。
1回目、初弾を外した上に、後半も外した。
2回目、スローペースにしてクリーン。 3回目、同じくクリーン。 4回目、少し攻めようとしたら初弾を外す...。

トータルは12.11。
目標は11秒前半だったので残念。とはいえそこまで悲観するタイムでもないので、落ち着いて次に行きます。

Five to Go

これまで1回目を全て外しているので、今回こそはちゃんと当てようという気持ちで臨みました。

そのおかげか、1回目〜3回目までクリーン。ペースは抑えめだったので、4回目はちょっと攻めるかと思ったらグリップを握りそこねてタイムロス。
ラストも攻めたら一番奥のプレートを外してしまいペナルティ。やっちゃった!

タイムは10.30。
そんなに悪くはないが良くもない。
午前中は総じて微妙なタイムになってしまいました。

お昼休憩

受付の時に頂いた栄養ブロック食品があったので、それを摂取。その後、並べられた商品を物色するなどをしていました。

午後の部

午前中は1回目の外しが多かったことから、遅くてもいいので1回目は当てに行く作戦でいきました。
ステージ順は、Pen→SD→SO→ACです。

Pendulum

このステージは外すと痛いので、全部ゆっくり撃つぐらいの気持ちで挑みました。

1回目、2回目は慎重に撃って2.7秒ペース。
3回目、4回目はちょっと普通に撃って2.5秒ペース。 最後は早く撃とうと思いましたが、ちょっとグリップが微妙で攻めきれずに2.48秒。

タイムは10.28。
クリーンで撃った割にはかなり遅いタイム。しかし、結果的にはステージトップタイムだったので、本番ではこれぐらいのタイム感でいいかもしれませんね。

Show Down

これも外すと痛いので、ゆっくり撃つイメージで。 JSCと比べるとターゲット間の距離が近いので、ゆっくり撃っても同じぐらいのタイムになるはず。

1回目、2回目ともにクリーン。
3回目は右奥の小ラクを外すも、カバーが早くて被害小。
右に移動して4回目、クリーン。
ラストは攻めましたが、外してしまいペナルティ。

タイムは9.01。
早くはないけど、悪くないタイムです。

Speed Option Q

九州スチールの一番の鬼門。
とりあえずこのステージは全部当てることが大事だと思います。

1回目は1秒。
2回目はオプションを外してカバーして、1.2秒。
残りは丁寧に当てきって、0.8秒ペースで撃ちきりました。

タイムは3.52。
ちょっと遅いかと思いましたが、これもステージトップのタイムだったので良かったです。

Accelerator

最後のステージ。
午前中は微妙だった反面、午後は比較的調子が良かったので、なんとか上手くまとめたいという気持ちが大きかったです。

1回目、2回目は2.3秒ペースでクリーン。 しかし3回目でペナルティを食らいます。もう失敗できない状況。
さらにペースを落とし、2.5秒台へ。
なんとか残りの2回を決め切り、終了です。

タイムは9.58。 少し物足りませんが、途中でペナルティを貰ってる以上、最善を尽くしたタイムだと思います。

シュートオフ

総合上位12人による1on1シューティング対決で、私も参加することになりました。

決勝はBO5(3本先取)、それ以外はBO3(2本先取)で決着をつけます。

私は残念ながら初戦敗退。
1回目は早かったものの、フォーリングプレートの1つが倒れずに敗北。
2回目は最後のプレートを僅差で撃ち負けてしまいました。

悔しかったですが、楽しい時間でした。

リザルト

OverAllは74.55。 本番前練習より約4秒遅れ。ギリギリ目標内といった感じですね。前半のミスは大きかったですが、切り替えて後半立て直せたのは良かったと思います。

総合1位と、レース部門1位を頂きました。
ありがとうございます。

景品ではハイキャパ5.1を頂きました。メインのレースガンにガタが出てきたので、予備で取っておこうかと思いまして...。有効活用させて頂きます。

帰路

大会終了後、博多駅の長浜ラーメンを食べて帰りました。せっかく勝ったのでちょっと贅沢に餃子をつけました。

美味しかったです。

あとがき

JSC前に経験を積めたらいいなと思って参加しましたが、思ったより良い結果が取れてびっくりしました。
内容を見ても、良かった部分と悪かった部分、両方で気づきがあったので良かったです。

JSCまであと少しですが、得られた経験を活かしてJSCで発揮できればと思います。

最後になりますが、九州スチールに参加された皆さん、スタッフの皆さんありがとうございました。

<了>

自作シューティングタイマーの紹介

概要

腕時計型のシューティングタイマーを作りましたので、その紹介になります。
シューティングレンジに常設するというより、個人での練習で便利に使えることを目指して作っています。

ベース

M5Stack社のM5StickCPlus2に、プログラムを書き込んだものになります。

M5StickC Plus2 ウォッチアクセサリキット — スイッチサイエンス

ボタン

本体には3つのボタンがあります。

  • メインボタン
  • 下ボタン(電源ボタン)
  • 上ボタン

電源

下ボタンが電源ボタンになっており、こちらを3秒程長押しすると起動します。
電源を切る場合は、下ボタンを5秒程長押しすることで停止します。

充電

本体右、メインボタンの近くにType-C USB端子に、付属のUSBケーブルを接続して充電します。

基本機能

通常計測モード

計測開始後、発砲音等をマイクで拾い、スプリットタイムを計測する機能です。
本体に内蔵されたブザーにより、計測開始時にビープ音が鳴ります。

計測開始はメインボタンを押すと開始します。
設定値により

  • Instant(ボタンを押すと即計測開始)
  • Delay(ボタンを押して一定時間経過後、計測開始)
  • Random(ボタンを押してからランダムな時間経過後、計測開始)

の3つの計測開始モードが選べます。

計測開始後、再度メインボタンを押すと、計測を停止します。 計測停止後、上ボタンを押すと、これまでに記録されたスプリットタイムを参照できます。

隠れ計測モード(β版)

マイクで外音を拾い、大きな音が鳴ったらタイマーをスタートさせる計測モードです。
別のタイマーのブザー音をトリガーにすることで、手元で参考タイムを表示できることを想定しています。

その他は通常計測モードと同じです。

ビープ音モード

あらかじめ設定しておいた秒数の間隔で、ブザー音を鳴らすモードです。
APSカップのプレート競技や、フォーリングプレート等の時間制限のある競技種目の練習用としてお使い頂けます。 設定画面で時間をセットする他、3秒~10秒まで1秒刻みでプリセット値が設定されています。

設定画面

通常画面から上ボタンを長押しすると、設定画面になります。
設定画面では、上ボタンと下ボタンが項目の切り替えになります。
変更したい項目でメインボタンを押すと、編集モードとなり、上ボタンと下ボタンで項目の値を変更することができます。
再度、メインボタンを押すと、選択モードに戻ります。

項目

Exit Config

この画面が出ている状態でメインボタンを押すと、計測画面に戻ります。

Mic Sensi

計測中に検知するマイクの感度を設定します。

表示されている値(デシベル)よりも大きな音を検知するとスプリットを記録します。
数値が大きいほど低感度になり、数値が小さいほど高感度になります。

Spy Sensi

隠れ計測モードの、計測スタートのトリガーとなるマイク感度を設定します。

表示されている値(デシベル)よりも大きな音を検知するとタイマーをスタートします。
数値が大きいほど低感度になり、数値が小さいほど高感度になります。

Delay time

通常計測モード、もしくはビープ音モードのスタートまでの遅延時間を設定します。

Beep time

ビープ音モードで鳴らすブザー音の間隔を設定します。

Brightness

画面の明るさを設定します。

Rand Mode

ONに設定されていると、通常計測モードでの遅延時間をランダムにします。

ランダム時間は、次の項目で説明するRand MinとRand Maxの秒数の間になります。

Rand Min

ランダムモードの最小時間を設定します。

Rand Max

ランダムモードの最大時間を設定します。

頒布について

TwitterのDMにて受注を受けております。
タイマーは手渡し、もしくは郵送にてお渡しします。

頒布価格、支払い方法についてはDMにてご相談ください。

https://x.com/platehitter

サポートについて

個人で制作してますので、対応にお時間を頂くことが多いです。
その点をご了承頂けたらと思います。

マックスティール参戦記(2024年7月)

14日に赤羽フロンティア2Fで開催された、マック堺さん主催のマックスティールに参加してきました。

山中社長が動画を上げてくださってますので、紹介します。 youtu.be

リザルト

1周目は72.91秒でした。順位は2位。1位のヤスダ君とは約1.5秒差。惜しかった。
写真の左のガンが私の、右のガンがヤスダ君のものです。ヤスダ君は開始前にコンペンセイターの取り付け基部が壊れてしまった中での参加。それでこのタイムか....と思います。さすがはチャンピオンです。

内容としては、最初のFGが微妙で、その後のPenで大コケしました。何とかメンタルを立て直してその後はいい感じに。
緊張感のある中で、とてもいい練習になりました。

2周目は70.41秒。こちらでもPenでコケてしまいました。最近Penのタイムが安定しないですね。難しいコースです。

参加賞

こちらは今回の参加賞。
装備するとタイムが上がる気がします。

次回開催について

次回の開催は8月18日(日)を予定しているそうです。大会前に本番風の練習をされたい方は是非ご参加ください。

主催のマック堺様を始め、いつも場所を提供してくださる赤羽フロンティア様、そして参加者の皆様、ありがとうございました。

<了>