うみねこの鉄板早撃ち記録

スティールチャレンジやAPSの参戦記を上げます。

自作シューティングタイマーの紹介

概要

腕時計型のシューティングタイマーを作りましたので、その紹介になります。
シューティングレンジに常設するというより、個人での練習で便利に使えることを目指して作っています。

ベース

M5Stack社のM5StickCPlus2に、プログラムを書き込んだものになります。

M5StickC Plus2 ウォッチアクセサリキット — スイッチサイエンス

ボタン

本体には3つのボタンがあります。

  • メインボタン
  • 下ボタン(電源ボタン)
  • 上ボタン

電源

下ボタンが電源ボタンになっており、こちらを3秒程長押しすると起動します。
電源を切る場合は、下ボタンを5秒程長押しすることで停止します。

充電

本体右、メインボタンの近くにType-C USB端子に、付属のUSBケーブルを接続して充電します。

基本機能

通常計測モード

計測開始後、発砲音等をマイクで拾い、スプリットタイムを計測する機能です。
本体に内蔵されたブザーにより、計測開始時にビープ音が鳴ります。

計測開始はメインボタンを押すと開始します。
設定値により

  • Instant(ボタンを押すと即計測開始)
  • Delay(ボタンを押して一定時間経過後、計測開始)
  • Random(ボタンを押してからランダムな時間経過後、計測開始)

の3つの計測開始モードが選べます。

計測開始後、再度メインボタンを押すと、計測を停止します。 計測停止後、上ボタンを押すと、これまでに記録されたスプリットタイムを参照できます。

隠れ計測モード(β版)

マイクで外音を拾い、大きな音が鳴ったらタイマーをスタートさせる計測モードです。
別のタイマーのブザー音をトリガーにすることで、手元で参考タイムを表示できることを想定しています。

その他は通常計測モードと同じです。

ビープ音モード

あらかじめ設定しておいた秒数の間隔で、ブザー音を鳴らすモードです。
APSカップのプレート競技や、フォーリングプレート等の時間制限のある競技種目の練習用としてお使い頂けます。 設定画面で時間をセットする他、3秒~10秒まで1秒刻みでプリセット値が設定されています。

設定画面

通常画面から上ボタンを長押しすると、設定画面になります。
設定画面では、上ボタンと下ボタンが項目の切り替えになります。
変更したい項目でメインボタンを押すと、編集モードとなり、上ボタンと下ボタンで項目の値を変更することができます。
再度、メインボタンを押すと、選択モードに戻ります。

項目

Exit Config

この画面が出ている状態でメインボタンを押すと、計測画面に戻ります。

Mic Sensi

計測中に検知するマイクの感度を設定します。

表示されている値(デシベル)よりも大きな音を検知するとスプリットを記録します。
数値が大きいほど低感度になり、数値が小さいほど高感度になります。

Spy Sensi

隠れ計測モードの、計測スタートのトリガーとなるマイク感度を設定します。

表示されている値(デシベル)よりも大きな音を検知するとタイマーをスタートします。
数値が大きいほど低感度になり、数値が小さいほど高感度になります。

Delay time

通常計測モード、もしくはビープ音モードのスタートまでの遅延時間を設定します。

Beep time

ビープ音モードで鳴らすブザー音の間隔を設定します。

Brightness

画面の明るさを設定します。

Rand Mode

ONに設定されていると、通常計測モードでの遅延時間をランダムにします。

ランダム時間は、次の項目で説明するRand MinとRand Maxの秒数の間になります。

Rand Min

ランダムモードの最小時間を設定します。

Rand Max

ランダムモードの最大時間を設定します。

頒布について

TwitterのDMにて受注を受けております。
タイマーは手渡し、もしくは郵送にてお渡しします。

頒布価格、支払い方法についてはDMにてご相談ください。

https://x.com/platehitter

サポートについて

個人で制作してますので、対応にお時間を頂くことが多いです。
その点をご了承頂けたらと思います。