うみねこの鉄板早撃ち記録

スティールチャレンジやAPSの参戦記を上げます。

JTSA UNLIMITED 2024参戦記 vol.1

5月25日と26日に開催された、エアガンシューティングの大会「JTSA UNLIMITED 2024」に参加してきました。

参戦記を書いたきっかけ

2月に開催された「Japan Steel Challenge Long Gun 2024」も参戦記を書こうかと思っていましたが、なんだかんだ時間が過ぎてしまい、アンリミの時期まで来てしまいました。 練習を重ねて臨んだ大会で得た経験をできるだけ無駄にしないためにも、記録を残したいなぁと思ったのでブログとして記事を書いてみました。シューターの方々にとって何か少しでも参考になれば幸いです。
大会のときの気持ちを忘れないように書きなぐっているために読みづらい点もあるかと思いますが、ご承知のほどお願いします。

エントリークラス

今大会は、OPクラスとPSクラスのダブルで出場しました。
OPはハイキャパベースのヤスダワークスレースガン、PSはJSCLGの景品で頂いたBATON BG-PCCを使いました。
JSCLGが終わってからの3か月間は、9月にJSCが控えていることもあってOPに重きを置いて練習をしていました。

前日練習

OPとPS、どちらも26日でのエントリーだったため、25日は練習しようと思い、赤羽フロンティアのシューティングレンジで練習させて頂きました。いつもありがとうございます。
タイムはコールドでOPが44秒、PSが37秒。まあまあ悪くない感じでした。

夕方からはTARGET-1秋葉原店で開催されるアンリミ練習会に参加。
こちらではOPが48秒と、ちょっとミスが多めでしょんぼり。
しかし、2周目で吹っ切れたのか40.76秒と、自己最速記録を達成。これまでは42.96秒がベストだったため、いきなり2秒近くの短縮。嬉しかったものの、これが前日で出ちゃうか....と内心心配になっていました。
好タイムが出てしまうと、次からそれを追い求めてしまうもの。大会という場でより上を...という精神状態で臨むと、とんでもないやらかしをしてしまうのではないか?という疑念。実際それが現実になってしまうのですが...。

本番当日、朝

前日は22時まで撃っていたため、寝坊対策で大量に目覚ましをかけた結果無事に起床。8時着予定で電車に乗って向かうと、なんと会場にはまだ入れないとのこと。
仕方がないので、同様に到着していたシューター仲間の方々と一緒に近場のカフェへ移動。私は朝ごはんを食べてなかったので少しだけ軽食を取りました。

JSCLGの時にも連れてきた、アクナイのフロストノヴァうさぬいも一緒。

一服した後、開場予定が近づいたので会場に向かい、無事に入場。第一関門は突破。

準備

荷物を置いた後、準備をしていると受付で名札を取りに来てとアナウンス。これを取ってから、「あぁ、始まるんだなぁ」と感じてちょっとずつそわそわし始めます。
開会のあいさつがあった後、各スクワッド毎に分かれて銃検。初速が基準を超えてないか、セイフティがかかるか等のチェックを終えて、銃検シールを頂きます。これがないと出場できませんね。特に内部を弄っているわけでもないので無事突破。

入場が遅れながらも、会場の皆さんがかなりスムーズに準備などを終えたおかげで、定刻通り(少し早いぐらい?)に競技が開始されました。いよいよ本番です。

第2部、PSクラス

私はDスクワッドだったため、金→水→木→火→土の順でステージを回ります。
今回PSにそこまで力を入れて練習していなかったので、比較的気楽な気持ちでいました。
練習通りに撃てれば40秒は切れるだろうと、この時は思ってました。

Stage4「金」

2.98→1.94→2.89→2.11→1.98
Result: 8.92[s]

初っ端からいきなり大ミス。切り替えて2回目はペースを落としクリーン。しかし3回目で再度大ミス...。もう失敗できないので、よりペースを落とすも微ミスが続き、最後は何とかクリーン。
「最初からやってしまったなぁ」と思いました。
初めてのアンリミ、今日初めてのシュート。力が入って早く撃とうとするのを抑えきれなかった印象でした。

Stage5「水」

1.85→2.21→2.18→2.49→2.11
Result: 8.35[s]

金での反省を生かして、最初はゆっくり確実に撃ってクリーン。しかし、2回目でミスを出し、続く3回目でもミス。さらにペースを落とした4回目でも外してしまい大コケ。最後も決まらず、大荒れの水となってしまいました。
この辺で下手したら40秒切れないかもしれない、と危機感を感じてきます。

Stage1「木」

2.08→2.32→2.76→2.13→4.95
Result: 9.29[s]

ここで失敗すると後がない。プレッシャーのかかるステージでした。
1回目からかなりペースを落としてクリーン。が、またもや2回目を外してしまう。3回目も大ミスと、水と同じ展開が続く。しかし、4回目はなんとかクリーンで撃てた。ここで少しでも差を詰めたいと5回目、決まった!!....と思ったのもつかの間、なんと1ミスで+3秒。着弾音が聞こえず、光ったのも見えずと散々。
ここで40秒切りは無理だなと、諦めました。

Stage2「火」

1.97→1.89→2.74→2.09→1.84
Result: 7.79[s]

これまでの結果は覆らないので、今できるベストを尽くすしかないと望んだStage2。
気持ちの切り替えが良かったのか、1,2回目はクリーンで好調。しかし3回目でカバーを2回ミスってしまい大ミス。 これを残さないように、4回目は0.1秒ペースを落としてクリーン。最後も決め切って、なんとか5の4を決めました。

Stage3「土」

2.12→1.93→2.35→1.84→1.94
Result: 7.83[s]

Stage2の調子で決めたいと臨んだStage3。
しかしいきなりミス。これはいかんと2回目はペースを落としてクリーン。が、3回目でまたもや大ミス。やってしまったー...。
残りはなんとかクリーンで決めたものの、タイムとしては微妙。無念。

リザルト

Stage1: 9.29
Stage2: 7.79
Stage3: 7.83
Stage4: 8.92
Stage5: 8.35
Over all: 42.18

本番という場なのでタイムが落ちるのは分かっていましたが、練習でも出したことのないタイムだったのでかなり落ち込みました。 午後にはOPも控えているというのに....。

ミスが多かった原因として、JSCLGの時よりも緊張したのがあるかなぁと思いました。
なまじいい成績を取った実績があるので、自分の中の欲が出てきたんだと思います。これからそれとどうやって戦っていくかが課題の一つかなと思います。

あまり練習していなかったPSだから仕方ないと強引に気持ちを切り替えて第3部を迎えますが、ハンドガンは公式戦で初挑戦ということもあり、タイム以外にもガンドロップや暴発などで失格にならないかと不安が大きくなりました。
たくさん練習はしてきましたが、本番で何が起こるか分かりません。

不安を抱えたまま、午後を迎えます。

(5月29日追記) 公式ページでリザルト発表されました。 PS部門で11位でした。

<つづく>